白沙村荘橋本関雪記念館

京都市左京区にある白沙村荘橋本関雪記念館は、元々は日本画家である橋本関雪がアトリエとして建てた邸宅でした。
白沙村荘は1000平方メートルもの敷地を誇り、回遊四季庭園と、橋本関雪の作品を展示している美術館があります。
橋本関雪は日本画家でしたが、白沙村荘にある建造物や庭園は全て橋本関雪が手がけていて、国の名勝にも指定されています。
庭園からはあの大文字山を望むことができ、平安時代から桃山時代までの貴重な石造美術品も沢山置かれています。
広い敷地内に置かれた1つ1つの作品は、配置さえも計算尽くされてていて、白沙村荘自体が大きな1つの作品になっているんですね。
庭園内には沢山の緑があるほか、小川も流れていて、川の流れる音がなんとも言えない風情を漂わせています。
橋本関雪はこの小川のせせらぎを聴きながら作品を描いていたんでしょうか。
併設されている美術館には橋本関雪のコレクションや作品が展示されていますが、この美術館は橋本関雪が晩年に自ら計画していた「展示棟建設計画」を基にして建てられたものだそうです。
美術館の建設に至るまで全て構想済みだったなんて、橋本関雪の構成力と美的センスには脱帽せざるを得ませんよね。