三木美術館

兵庫県にある世界文化遺産、姫路城のちょうど向かい側に、三木美術館はあります。
三木美術館では、創業者である三木茂克が50年以上にわたって集めてきた美術品を主に展示している美術館です。
日本画や洋画を中心に、工芸品なども合わせて1,000点以上の作品を所蔵してます。
三木美術館には展示作品以外にも沢山の見どころがあるんです。
美術館の入り口、自動ドアの右手には陶壁があります。
所々赤褐色に色づいている味のあるその陶壁は陶芸家の隠崎隆一氏が三木美術館のために作ったものだそうです。
なんでも、赤褐色になっているのは三木美術館を建てる際の工事現場の土を混ぜて焼き上げたからだそうです。
タイトルは「劫初」。「この世の始まり」と言う意味だそうですよ。
三木美術館が誕生する際の土が含まれた壁を「この世の始まり」と名付けるなんて浪漫を感じますよね。
また、三木美術館の敷地内にはアールデコの装飾が美しいレトロなガス灯があります。
ガス灯は明治時代に一気に普及し、兵庫の町を明るくしていましたが、現在では殆ど見かけなくなってしまいました。
蛍光灯には出せないぼんやりとした温かな光が三木美術館へと続く道を照らしている姿はとても趣があります。
三木美術館に来た際は、是非展示作品以外にも注目してみて下さいね。